長女は中学生で英検準1級合格しました。2級は小学5年生で合格しました。
長女が英検のために行なった勉強法を書きます。どの級の時もほぼ同じ方法でやりました。
英検準1級を例に。準備した教材は以下です。他は使ってないです。英検は未知なる問題が出る試験ではないので、王道の教材を使えば間違いありません。
長女はひとつひとつシリーズを使用しました。薄いのが良いですね。これで級の概要及び文法等を学ばせました。一周最初から最後まで読ませます。計画立てて。これはどの級も必ず最初にやりました。その子に合う、見やすかったり、使いやすかったりする教材で良いと思います。一通り読んで分かればオッケー。分からないところは動画を見たり、別の文法本など追加したほうが良いでしょう。
「文で覚える単熟語」。どの級の時も、これを一番重要視してやりました。単語を覚える、シャドーイング。繰り返し繰り返し繰り返し。何なら次の級のために合格した後も繰り返しやります。
これは一石三鳥の教材です。英単語、シャドーイング、リスニング、そして、準1級は単語や長文の内容が難しいのですが、そのテーマにあった文章がたくさん載っているのでテーマの勉強にもなります。4技能のリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングすべての分野に必要な力がつくのです。
この教材は、英検の問題のその級の特徴や解き方を書いている部分だけを一通り軽く読ませます。あとは、リスニングの問題をやるくらいです。
過去問はまず対策勉強をスタートする前に一度やってみます。どんなものか何が足りないのか等の確認をして勉強の種類や量を決めます。合格するためにあと何点取らないといけないのかの把握重要です。そして、試験直前や途中の力試しに使います。時間配分の確認、重要です。全部はやっていないですね。やれるだけ。ネットでダウンロードできますが、自分で復習してほしいので(私が全く分からないので)解説が詳しく載っている過去問を購入しています。
この、単語熟語の分野別ターゲットは優先順位低めにしていました。単語の勉強は文単と単語アプリ優先でやっていました。ではこの教材はいつ使うかというと、2級は一回で合格しましたが、準一級合格までには一度落ちたりなんやらかんやらで2年くらいかけました。そういう長い期間勉強するときや、合格後の復習というか次の級を受ける際の教材として使用していました。
ライティングは添削がなかなかできないので、、、書き方を読ませ、一応解かせましたが、、、。ライティング重視の試験になったので今後はもっとやらなきゃですね。
これは一通りさせます。合格後次の級の勉強の時は再度やらせました。解く時間に意識を持たせやらせました。
リスニングは一通りやリます。一度やると内容を覚えてしまっているので2回目は期間あけてさせます。リスニングは問題数が少ないので、メルカリなどで改訂前の古いバージョンのも購入し使用しました。苦手ならリスニングは違う教材も追加で使用することをお勧めします。
これはずっと買っていませんでしたが、1級に挑戦する際長女がやりたいと言ったので買いましたが、私の管理外なのでどのくらいやったか不明です。
こうやって振り返ると、これらの教材を全てがっつりやり込んだわけではないですね。
まずはとにかく単語が必須なので、文単と、mikanのアプリで最初から最後までとにかく単語を勉強し続けます。あとは上記の教材で4技能別々に考えてやっていく。過去問やって時間配分確認忘れずに、です。
長女が英検2級を合格したのは5年生の時、5年前になりますが、2、3年前まで英検がやっていたスタディギアというシステム(アプリも)があったんです。これが素晴らしかったのです。これをとにかくやり込みました。有料分を支払っても数千円で安いものでした。このスタディギアを真面目にやり込んだことで長女の英語力はついた気がしています。
スタディギアはなくなりましたが、似たものはあると思います。進研ゼミのチャレンジイングリッシュや、Z会のタブレット版の英語やアステリアなど。
こういうシステムの一番のメリットは、よく言われるゲーム感覚で力がつく、という点です。デメリットはコツコツ苦手な子は続かないことですね。
以前も書いたことありますが、英検準一級までは、全然普通の子で合格出来ます。経験上、特別なのは1級だけだと感じます。昔の、親世代の感覚は古いです。古い感覚の英語教室の先生多いので要注意です。中学生で2級なんて!とか英検1級なんて留学した人しか不可能!とかないです、今は。1級でさえも留学したことなくても対策勉強何年か時間かけてチャレンジすれば合格可能だと思いますので。あまり特別視せずにどんどんチャレンジしてもらいたいです。ご参考になる点あれば幸いです。
普通のきんぴら。普通が一番。