前回、難関大学受験においては中高一貫校組が断然有利であると話しました。
では、高校受験組が、中高一貫校組と同じ土俵で互角に戦うにはどうしたらよいのか。
大学生高校生を持つ母である私が考える方法は、次の3点です。
・中学生のうちに、高校の先取りをしておく
・気合い
詳しく書きます。
そのままですが。環境は重要です。
高校生は青春真っ只中。周りの友達が勉強より遊びを楽しんでいたらそりゃあ難関大学なんて目指す気失せます。
多くが難関大学に進学する高校は、授業進度も早いです。高校2年生の夏には、文系なら数学も数ⅡBまで終わり、演習に入ります。中高一貫校組に進度では追いつきます。学校の授業についていきさえすれば、中高一貫校組と同じ土俵に上がることができるのです。
私のモットー。先立がいない所で、自分の力だけで結果を出せる人は少ないです。高校の進路実績を見て、自分の進路に照らし合わせ、前例がたくさんあるその進路が主流な学校に進むのが良いです。
「中学生のうちに、高校の先取りをしておく」
これもそのままです。
時間も内容も余裕のある中学生のうちに、高校の先取りをしておくという手段です。
要は中高一貫校には通っていないが、自分で中高一貫校と同様な進度で勉強しておくのです。
自学でも個別塾利用でもかまいません。全ての教科でなくてもよいです。英語、数学、古文、漢文あたりは、中学生でも進めていけます。
英語は英検2級レベル。数学は数Ⅰ数A。古文単語。漢文句法。このくらい先取り出来ていると良い感じですね。
具体的には、中学1年生2年生の2年間で中学範囲を勉強。中学3年生の時に、高校の先取りをしてはどうでしょうか。
長女にはこの方法で数学先取りさせてみました。効果はあったような気がします。
高校受験組の中で、高校の先取りをしているメリットは、かなり大きいです。アドバンテージが凄いので、モチベーションに繋がるのと、高校の勉強の難しさと量に驚いて落ちこぼれるのを防ぐことに繋がります。
中学生の間の先取りは、うちの子にはハードル高いかも、やる気なさそう、という我が家の長男タイプの子は、高校受験の入試日が終わった直後から高校入学までの一ヶ月間だけ分先取りするのでも効果大きいですよ!数Ⅰの途中まででも全然違います!触りだけでも違うんです。びっくりしないことが何より重要です。スタートダッシュ大事。
「気合い」
これはですね。中高一貫校組じゃないから不利だ、勝てないなど甘いこと言ってる場合じゃないんですね。不利でもなんでも、自分が勝ってやる!という気持ちで臨むしか他ありません😅
確かに一般的には中高一貫校組が有利ですが、中高一貫校組にも悩みはあります。高校受験をしないので中だるみになったり、6年間という長期間をモチベーションを維持出来なかったり、優秀な仲間の中にいて劣等感持ったり。そういう子達も相当数いると思うので、とにかく気持ちで負けないぞと思うことは大切です。
この3点、当たり前過ぎることなのですが、意外と盲点なんですよ。
「先取り」というと、うちの子にはそんなこと無理、すごいねーといつも言われるのですが、正直そうやらないと難関大学受験は戦えないし、言葉ほど凄くもないんです。ほんの少し意識し、道筋を作るだけで、多くの子は簡単に出来ることなんです。
それについてはまた後日詳しく書きます。
今、小学生、中学生のこれからのキッズたちの参考に少しでもなればと思います。
昨夜は朝の残りご飯で天津飯にしました。あとは豚汁。急に寒くなったので家族があったまると喜びました。